伊勢神宮の正しい参拝の順番は?
三重県伊勢市にある、2000年の歴史を持ち「お伊勢さん」と親しまれる『 伊勢神宮 』。大晦日やお正月になると、大変な参拝者で賑わって子ども連れには大変なので、一足早く参拝することにしました。
伊勢神宮は、約2000年の歴史があり「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を祀る『 内宮(ないくう) 』と、約1500年の歴史があり「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」を祀る『 外宮(げくう) 』に分かれてます。
「豊受大御神」は「天照大御神」の食事を司る神様ですので、お伊勢参りは先に『 外宮 』を参拝したあとに『 内宮 』を参拝するのがならわしです。
伊勢神宮の『外宮(げくう)』ってどんなところ?
外宮前には『 外宮参道 』と呼ばれる、老舗のお店やおしゃれなカフェなどが立ち並ぶエリアがあり、『 JR伊勢市駅 』から『 外宮入口 』まで参拝の雰囲気を盛り上げてくれます。
外宮参道は一見歩行者天国のような雰囲気ですが、年末年始などの限られた期間以外はバンバン車が通るので、小さな子ども連れは注意が必要です。
500メートルほどの外宮参道を抜けると、『 伊勢神宮 外宮 』に辿り着きます。
『 正宮 豊受大神宮 』は、入口から300メートルほどの奥にあるので、子どもたちには「日本の成り立ち」について話しながら進みます。
普段は興味のないお話しでも現地にくると、興味を持ってくれて「へぇ~」と頷きます。夕方の薄暗い荘厳な雰囲気もあいまって、歴史を感じるのに最適ですね。
途中、手水(てみず)をしてから参拝します。
- 最初、右手で柄杓を持ち水を汲んで、左手を清める
- 左手で柄杓を持ちかえて、右手を清める
- 右手に柄杓を持ちかえて、左手に水をそそいで口を清める
- もう一度、左手を清める
- 柄杓の柄を洗う
子どもたちも同じように清めてあげると、嬉しそうに笑っていました。
途中の神楽殿ではお神札やお守りを販売したり、祈祷の受付もしたりしています。そして、奥の『 正宮(しょうぐう) 』でお参りをして、『 外宮参拝 』が終わります。
ちなみに参拝の作法は『 二拝・二拍手・一拝 』(二回お辞儀して、二回手を打って、一回お辞儀)ですので、参考にしてみてください。
ちなみに、時期によって参拝時間が異なりますので、参拝の際にはご注意ください。
- 10月 11月 12月 午前5時 ~ 午後5時
- 1月 2月 3月 4月 9月 午前5時 ~ 午後6時
- 5月 6月 7月 8月 午前5時 ~ 午後7時
伊勢神宮を参拝する際には、まずは外宮を参拝すると気分がいいですよ!